新元号発表に寄せて-簡単な年齢計算法

新元号発表に寄せて-簡単な年齢計算法

2019年04月05日

5月からの新しい元号が発表されました。

平成31年の次は令和1年。平成の時もそうでしたが、ほどなく馴染んでくるでしょう。新鮮な気持ちで新しい世を迎えたいものです。

さて、明治、大正、昭和、平成、令和、と5つの時代に生まれた人々が同居する世の中が、ほどなくやってきます。不安材料と言うほどではありませんが、年齢の計算がややこしくて苦手、という方は多いと思います。そんな場合、職場には年齢早見表が欠かせないでしょう。しかし、早見表なんかなくても、簡単な計算法があります。例えば大正13年2月生まれの方が現在何歳か、おわかりでしょうか。

早速、答えを記します。

今年は何年であるか、を考えます。今年は令和1年であり、平成31年でもあります。同様に昭和94年、大正108年、明治152年、と考えればよい。ポイントはそれだけです。従って、平成生まれの方は「31-平成」、昭和生まれなら「94-昭和」、大正生まれなら「108-大正」、明治生まれなら「152-明治」です。今年になってから誕生日を迎えていない場合は、1を引きます。大正9年2月生まれの方は、108-9-1=98歳、となります。

①31、②94、③108、④152という数列の差は63、14、44となりますが、これらは昭和64年、大正15年、明治45年まで続いたことに由来しています。小学校で習った「植木算」の応用であり、決して難しくないはずです。

では、西暦年に直す方法はどうでしょうか。明治なら1867+明治、同様に1911+大正、1925+昭和、1988+平成のどれかを用いて西暦年を計算し、さらに2019-x、とするわけですが、4ケタの計算を2回行うのは暗算ではきついですね。

しかし上述の方法は、 31、94、108、152という4つの数字は覚えておかなければならないものの、1回の簡単な計算で済むところがミソです。来年になったら? それもちろん、32、95、109、153の4つを記憶しましょう。再来年以降も同様です。これで、令和がやってきても年齢計算で迷うことがなくなるとよいですね。

今回は医学的な内容は一切なしです。ではまた。

 

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